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ユヤマ 開業支援ドクターレポート

【神奈川県 糖尿病内科・内分泌内科】
石田 悠人 先生

【神奈川県 糖尿病内科・内分泌内科】<br> 石田 悠人 先生
神奈川県
中央林間駅前いしだ内科
【糖尿病内科・内分泌内科】
石田 悠人先生

中央林間駅前いしだ内科様は、2025年5月に神奈川県大和市にてご開業されました。

一般内科の外来のほか、「糖尿病」と「内分泌疾患」の専門性が高い医療を目指されています。院長石田 悠人先生にご開業のきっかけ、診療への想いやスタッフさんへの想い、今後の展望などを伺いました。

先生のクリニックの診療方針やコンセプトについてお聞かせください。

最大のコンセプトは、総合病院と同等のレベルで行われる糖尿病・内分泌内科の外来診療を、身近なクリニックで提供することです。専門性の高い医療を、よりアクセスしやすい環境で受けていただけるようにすることを目指しています。

院内の設備や環境でこだわられた点はありますか?

コンセプトを実現するために、検査機器の選定にはこだわりました。例えば、甲状腺ホルモンや副腎ホルモンなどの検査を即日行える機器を導入しています。これらの検査は、総合病院であっても結果が出るまでに数日かかるケースが少なくありません。当院では、それを受診当日に患者様へ提示できる体制を整えました。これにより、迅速な診断と治療方針の決定が可能となります。

糖尿病内科専門医としての経験は、どのように活かされていますか?

私自身が糖尿病・内分泌代謝科の専門医であることに加え、スタッフ体制にも専門性を持たせています。日本糖尿病療養指導士の資格を持つ看護師が常勤で在籍しており、管理栄養士も在籍しています。これにより、血糖コントロールを含めた専門的な療養指導や、食事指導が可能となっています。様々な背景を持つ患者様や、重症度の高い患者様にも対応し、さらに持続血糖測定器やインスリンポンプなどのデバイスを活用することで、専門性の高い領域の診療も行える体制を整えています。

フットケアへの取り組みを教えてください。

糖尿病の合併症管理の一環としてフットケアを行っています。整形外科などでも行われますが、当院では「糖尿病内科だからこそできるフットケア」を意識しています。それは、単なる足のケアにとどまらず、糖尿病の病態把握、血糖コントロール、そして療養指導全体と絡めた包括的なアプローチができる点にあります。
開業の経緯とプロセス

ご開業を目指されたきっかけは何だったのでしょうか?

以前大和市立病院で糖尿病・内分泌科として勤務していた際、病状が安定した患者様を地域のクリニックへ紹介しようにも、受け皿となる専門クリニックが少ないという課題を感じていました。そのため、この地域で専門医療の受け皿となるクリニックを開業しようと以前から考えていました。

ご開業を思い立った際に、まず相談された方や起こしたアクションについて教えて下さい。

同世代で開業している知人がおらず、身近な先輩の開業に立ち会う機会もなかったため、相談相手は全くいない状況でした。そこで新規開業を検討しているドクター向けのセミナー動画などを通じて情報収集を行いました。また、クリニック募集している物件に問い合わせ、担当のコンサルタントの方に相談するなどして、開業に関する知識を深めていきました。

開業時に「ここだけは譲れない」と考えたポイントはありますか?

立地には非常にこだわりました。特に「駅近」であることは外せない条件でした。駅から離れると、どうしても地域密着のファミリークリニックとしての側面が強くなり、専門性の高い診療を求めている広域の患者様にアプローチしづらくなると考えたからです。専門特化した診療を行うからこそ、少し離れた地域からでも通いやすい駅前を選ぶ必要がありました。実際に開院してから、電車で1時間ほどの地域から通院される患者様もいらっしゃいます。
開業して日が浅いため口コミはまだこれからですが、戦略的に駅近の立地を選んだことと、ホームページを作り込んだことが、初期の集患において良い結果に繋がっていると感じています。
ユヤマの地域医療支援室 サポートについてお聞かせ下さい。

当初は別のコンサルタントと契約し、二人三脚で進めることも検討していました。しかし、物件探しの過程でユヤマさんとお会いし、スケジューリングや関連業者の紹介などをサポートしていただけると分かり、依頼することにしました。

結果として、非常に満足しています。特にありがたかったのは、綿密なスケジューリングです。「いつまでに何をすべきか」を明確に設定していただいただけでなく、私が専門医試験の勉強で1ヶ月ほど開業準備から離れる期間も考慮した工程を組んでいただけたのは大変助かりました。 防災関係の見積もりに時間がかかったことで、資金面で苦戦したことを除けば、開業準備自体はスムーズに進められました。
クリニックの経営者として、現在どのようなことを意識されていますか?

オープニングスタッフの採用においては人間性を重視しました。その結果、素晴らしいスタッフが集まってくれたことに大きな安心感を持っています。特に、以前から一緒に働いていて当院へ来てくれたスタッフは、強い覚悟を持ってきてくれました。「うちが駄目でも他がある」という考えではなく、クリニックと運命を共にする気概を持ってくれています。 他のクリニックさんでは人材確保や定着に悩む声も聞きますが、当院では人事面のストレスを全く感じることなく診療に集中できており、非常に恵まれていると感じています。

開業を経て、自分はそれほど金銭的な欲求が強くないことに気づきました。勤務医時代より収入は増えましたが、分院展開などで規模を拡大していくことにはあまり興味がありません。展望としてクリニックの質を高めることを目指しています。具体的には、現在使用している医療機器をより高性能なものに更新し、院内で完結できる検査体制をさらに強化したいです。自分の理想とする医療により近づけるはずです。この中央林間の地に根差し、地域住民の方々に質の高い医療サービスを提供していくことが目標です。

これから開業される先生方にアドバイス等 ございますでしょうか?

開業抑制や診療報酬改定などのニュースを見て、不安を感じている先生も多いかと思います。私も周囲の医師を見ていて、リスクを過度に恐れて開業を躊躇する人が多いと感じていました。

しかし、実際に開業してみると、想像していたよりもリスクは少ないというのが実感です。どのような開業スタイルを目指すかにもよりますが、クリニック経営にはまだ多くの可能性があります。
「開業したい」という思いが少しでもあるのなら、まずは情報収集をしたり、経験者の話を聞いてみたりと、具体的な行動を起こしてみることを強くお勧めします。その一歩が、医師としての新しい可能性を拓くことに繋がるはずです。

Clinic Profile

医師としてのキャリアを始めたときに感じた地域の専門医不足。その問題点を解決すべく、地域に根差した診療所を目指してご開業されました。予防医療が重要視されている近年で、専門性の高い診療を提供できる数少ないクリニック様です。
開業を悩んでいる・興味があるなど検討始めたばかりの先生方におすすめのインタビュー記事です。