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ユヤマ 開業支援ドクターレポート

【広島県 消化器内科】
詫間 義隆 先生

【広島県 消化器内科】<br> 詫間 義隆 先生
広島県
たくまファミリークリニック
【消化器内科】
詫間 義隆先生

たくまファミリークリニック様は広島市中区西白島にて、肝臓専門医・消化器内視鏡専門医・超音波専門医・総合内科専門医など、幅広い分野の専門知識や経験を活かし個々の疾患だけを見るのではなく、総合的な診療を行う事で患者さまとの信頼関係を築き「こころとからだの健康」を伝えられるクリニックを目指されています。

当クリニック院長である詫間 義隆先生の、開業準備から開業後のご経験、今後の展望、スタッフや診療への想いなどをお聞きしました。

まず先生のクリニックの概要について、簡単に教えてください。

広島市中区西白島で2023年9月に新規開院した内科・肝臓内科・胃腸内科・糖尿病内科・アレルギー科のクリニックです。

消化器内科と糖尿病を含めた生活習慣病に力を入れ、総合診療、訪問診療も可能です。検査としては胃カメラ、大腸カメラ、腹部エコー、心エコーなどの生理学的検査、特定健診、胃がん検診、健康診断やワクチン接種、生活習慣病改善の指導や減酒、禁煙外来など依存症のケアもしています。もちろんインフルエンザや新型コロナを含めた感染症にも対応します。さらに患者様の家庭環境や国籍などに配慮した全人的医療を実践したいと考えています。地域の皆様に信頼いただけるよう、安心できるクリニックを目指しています。
アストラムライン城北駅徒歩1分、JR新白島駅徒歩4分に位置しており、アクセスは良好です。

  • 新越谷の安城内科小児科の外観

ご開業を目指されるきっかけは何だったのでしょう?

大学卒業後、産婦人科で3年間勤務しましたが、外科系は不向きと判断し、一般内科に移りました。もともと消化器内科の教室にいたこともあり、消化器内科を選びました。

2013年に倉敷中央病院消化器内科から広島市立広島市民病院に移ってからは、内科部長として、肝疾患や消化器疾患を中心に診療にあたってきました。
ずっと専門病院で勤務していましたが、一方で地域に貢献したい、消化器疾患を主軸に幅広く診療をしたいという思いもありました。そんな中、継承者を探していらっしゃる消化器を専門とする医院と出合ったことで、開業を決意いたしました。
ご開業を思い立った際に、まず相談された方や起こしたアクションについて教えて下さい。

開業しようと考えた頃、年齢も50代半ばでしたし、新規開業にしても、多額の借金はしない約束で、家族は承諾しました。多額の借金を抱えると、子供にまで影響し束縛につながります。私1代で返済できる程度の資金での開業でしたので家族には反対されませんでした。 

新規開業、継承開業の両方を考え、薬局チェーンを介した開業コンサルや開業物件を数社あたりましたが、家賃に見合う物件が見つかりませんでした。勤務地近くの内科で消化器系の継承物件もすぐには見つかりませんでした。
半年程度して、以前、開業をご相談したユヤマ様から消化器系の継承物件をご紹介いただき、しかも私が勤務している広島市民病院の近くで病診連携もやりやすいと判断し、現在のクリニックを継承しました。
ユヤマの地域医療支援室 サポートについてお聞かせ下さい。

継承コンサル会社は多数あります。中には優良な継承物件もありますが、仲介料など含め、かなり割高です。これは医師や看護師の人材紹介にも同じことがいえるのですが、医療仲介の仲介料は割高のように思います。ユヤマ様は仲介料も取らず、当方と開業をコンサルしていただいた薬局様との仲介をうまくしていただき感謝しています。

開業場所については、以前勤務していた病院との病診連携や通勤時間のことを考えると、いずれも近いのと、商業地でなく、住宅地に近い場所がいいのではと考えていました。競合の少ない郊外もいいのですが、通勤に要する時間や、住み慣れない不便な場所で開業するのは、通勤と不便な土地での生活に人生の時間の大半をとられますのでもったいない気がします。売り上げも大切ですが、私にとっては、時間も非常に大切です。
現在当院にかかっている方は糖尿病や高血圧など慢性疾患の患者さんが大半ですが、急性心不全や呼吸不全、胆嚢炎や虫垂炎、癌患者さんなど重症患者さんも受診されますので、紹介先として広島市民病院の各専門医の先生方に大変お世話になっています。
開業準備のスケジュールは問題なく進みましたか?

継承開業だったので、設備などにはあまり困らなかったのですが、スタッフの確保には苦労しました。継承前のスタッフも一部、残っていただいて彼女らのおかげもあり、なんとか、スケジュール通りに開業できました。

継承後に変更した設備としては電子カルテシステムです。開業時は、継承前のクリニックの電子カルテをそのまま使用していましたが、トラブルが多く、サポートも良いとはいえず、昨年からユヤマ様のBrainBox(無床診療所様向け電子カルテシステム – YUYAMA)に切り替えました。非常に使いやすく、サポートもしっかりしており、満足しています。

  • 新越谷の安城内科小児科の外観

クリニックについて、こだわった点はありますか?

消化器専門医ですので、消化管内視鏡や超音波検査など、検査の精度にはこだわっています。

それらの検査で病気を早期発見することや、糖尿病などの生活習慣病は悪化しないように継続的な検査や指導、ケアにも注力しています。ワクチン接種などの予防医療にも力を入れています。
クリニックの経営者として、どのようなことを意識されていますか?

スタッフの働きやすい環境と経営努力を怠らないことです。これからはオンライン診療や自由診療、在宅診療など広げていきたいと考えています。

これから開業される先生方にアドバイス等 ございますでしょうか?

クリニックは地域のニーズにマッチしているかどうかが最も大切と思われます。

例えば消化器内科医だとすると内視鏡に特化したクリニックを目指しがちですが、周囲に内視鏡医の競合が少ないなど、それがうまく地域のニーズに合っていればいいのですが、競合が多ければ、供給過多ということになります。
今後、在宅や包括医療、DXなど国の政策に即した医療が今後必要になると思います。循環器や消化器などサブスペシャリティーをもちながらジェネラリストとしての医療が必要とされると思います。訪問診療や認知症のBPSD(周辺症状)への対応、医療介護への迅速な対応など、大病院ではできない小回りのきく医療が必要と考えています。

  • クリニック受付
  • クリニック受付

Clinic Profile

広島市中区西白島で2023年9月に新規開院
患者様に対して幅広い知識を活かし総合的な診療を行う事で、患者様と信頼を築き、スタッフに話しやすい環境、働きやすい環境づくりを意識し地域医療に貢献されている姿勢を感じ取れました。

  • たくまファミリークリニックの外観