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ユヤマ 開業支援ドクターレポート

【兵庫県 脳神経外科】
金子 彰 先生

【兵庫県 脳神経外科】<br>金子 彰 先生
兵庫県
かねこ脳神経外科リハビリクリニック
金子 彰先生

かねこ脳神経外科リハビリクリニック様は、脳神経外科とリハビリテーション科を標榜し、一般内科、整形外科領域も含め地域のかかりつけ医として診察されています。

当クリニックの院長である金子 彰先生に、開業準備から開院後のご経験、今後の展望、スタッフや診療への想いなどを伺いました。

まずは先生のクリニックの概要について、簡単にお話しいただけますか?

兵庫県伊丹市昆陽で開院して早いもので約5年が経過しました。クリニック名称からも分かるとおり、脳の疾患とリハビリテーションに力を入れていますが、最近は内科的疾患の患者さんも増え、高血圧やコレステロール値の管理をして脳卒中の予防を主に行っています。また膝、肩や腰などの整形外科領域の疾患のリハビリテーションも更に増えてきています。開院当初から、MRI、レントゲン、超音波検査、リハビリ機器を充実させており、スタッフに関しては、常勤と非常勤合わせて、理学療法士3人、リハビリ助手2人、言語聴覚士3人、診療放射線技師1人と助手1人が在籍しており、多角的なサポートを行うことができる体制整備に注力してきました。

頭痛に関しては、小学生から80代の方まで幅広い年齢層、特に女性が多く受診されています。当院で採用している、片頭痛予防薬の注射剤のことをお知りになり、遠方から受診される方もいらっしゃいます。体の凝りからくる頭痛の場合には、リハビリのテクニックを使って痛みを軽減するようにしています。また、ご相談の多いもの忘れの外来は、時間をかけて問診やMRI検査、言語聴覚士による神経心理検査を行うため、完全予約制としています。

ご開業を目指されるきっかけは何だったのでしょう?

まず、医師を目指すきっかけから遡って説明させてください。子どもの頃に診てもらった小児科の先生の影響が強いかと思います。かなりご高齢でしたが、いつも柔和な表情で優しく診察してくれる先生で、「あの先生みたいになりたい」と憧れを抱きました。その夢を応援してくれていた父でしたが闘病の末に亡くなり、「患者さんが苦しんでいるときに、いつも近くで優しく接してあげられる医師になりたい」という子どもの頃に抱いていた感情が蘇ってきましたね。勤務医のころは退院後の患者さんの状態を的確に把握して、再発予防やリハビリ指導を行うことができませんでしたが、クリニックでのかかりつけ医的な立場なら、患者さんの身近な場で積極的な脳卒中予防を行いつつ専門的なリハビリも提供できるのではないかと強く思い、開業することになりました。

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ご開業を思い立った際に、先ず相談された相手はどなたですか。また、どのようなアクションを起こしましたか?

出身大学の先輩開業医や妻に相談して、応援され、背中を押してもらえたことは心強かったですね。まず、場所探しから着手しました。自宅から通勤できる範囲内で探し始めたのですが、どの会社、不動産会社の力を借りればよいのか分からない中、実家への帰省の機会を利用して参加した福岡の展示会でユヤマさんの存在を知り、ユヤマの福岡の担当者を通じて、関西の担当者に繋いでもらい相談させてもらいました。

ユヤマの地域医療支援室 サポートについてお聞かせ下さい。

場所選びで気を付けたことや大変だったことはございましたか?

医療もサービス業という認識を当時から認識していたので、立地については非常に大切だと思い複数の物件情報を集め、現地視察も含めて吟味しました。ただ、平日は病院勤務で動けないので、土日の限られた時間の中で調査を進めることが大変でした。

「外科の医師は自分の目で見たものしか信じちゃいけない」と言われ教育された影響もあり、自分自身の目で見ての確認作業は怠らないように意識しましたね。時間にも制約があるため、比較すべきポイント、押さえておくべき点をユヤマさんに教えていただきながら、ある程度絞りこんだ物件のなかから選択していきました。

他社ではなく、なぜユヤマにされたのですか?

全国規模で事業展開なされていたので、九州から関西を繋いでもらえた経緯と、ユヤマさんの物件検索サイトを通じて多数の物件を抱えていらっしゃった点、あと調剤機器メーカーという点も要因だったかと思います。私たち医師は、薬を処方して患者さんに良くなってもらうことも目的としているので調剤薬局との連携も大切だと感じていました。薬局との繋がりが強力なユヤマさんは魅力的に思えました。電子カルテに関しては、複数他社含めて、自身の目で実際に見比べて最終的にユヤマさんに決めました。操作性、画面構成、リハビリアプリ、営業担当者の対応力が決定の要因ですね。特に薬剤情報の得やすさについては、群を抜いていると感じました。

開業準備スケジュールは問題なく進みましたか?

気にいった今回の物件が商業施設の2階だったため為、MRIを設置、導入、稼働させられるかどうかが最大の懸念点でした。あと、耐荷重補強工事、耐震補強工事、調査書作成等、色々とクリアしなければならないことが山積みでしたが、物件オーナーとの交渉、打ち合せ等に関してユヤマさんにもサポートしていただき、何とか無事に物件契約にこぎつけられました。開業時期に対してのスケジュール工程がかなりタイトになってしまったので、内装工事会社にも工期を無理してもらい、何とか開院予定月に間に合いましたが、開業時期を延期することができる状況だったら、もう少しゆとりを持って開業準備したかったですね。

クリニックについて、こだわった点はありますか?

開院当初から、MRI、レントゲン、超音波検査、リハビリ機器を充実させており、スタッフに関しては、現在、常勤と非常勤合わせて、理学療法士3人、リハビリ助手2人、言語聴覚士3人、診療放射線技師1人と助手1人、看護師3人、受付スタッフ3人が在籍しており、多角的なサポートを行うことが出来る体制整備に注力してきました。医師一人の力には限界があります。プロ意識を持ったメンバーが多ければ多いほど、患者さまに喜んでもらえる医療サービスを提供できると思いますが、やはり質にもこだわっていきたいです。

クリニックの経営者として、どのようなことを意識されていますか?

リハビリは時間がかかるもの。当院に受診するだけで終わるものではありません。その後の受け皿をどうするか。さらにその先のリハビリ提供の形を模索しています。また、20年以上も医師をしていると、次は後継者の育成に興味が出てくるんですよね。医師だけでなく、看護師や理学療法士、診療放射線技師など、医療に関わるプロの育成を継続していきたいです。スタッフには専門性を高めて欲しいと考えています。

これから開業される先生方にアドバイス等 ございますでしょうか?

初めての開業はわからないことが多くて、常に不安を感じるものです。そんな時には相談できて、適切な情報提供とアドバイスを下さる方が必要となります。私は幸いにも経験豊かで素晴らしいユヤマの開業支援の担当者に巡り合うことができました。開業支援のスタイルは各社様々ですので、比較検討して良い選択をする必要がありますが、そこで重要なことは、自分に合う“人” を選ぶことだと思います。開業は数年がかりの事業となる場合が多いです。その間、一緒に仕事をする大切なパートナー選びを間違えないことが大事だと思います。

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Clinic Profile

兵庫県伊丹市昆陽の国道171号線から尼宝線に入りすぐの商業施設内(1階:ドラッグストア、2階:介護施設)で開院されています。
MRI等の先進設備を揃え、理学療法士、言語聴覚士、放射線技師などの専門スタッフと共に、患者さまの悩みにじっくりと向き合う姿勢が、若者から高齢者まで幅広い年齢層の患者さまの通院に繋がっていることを感じられる取材となりました。